長野県で一夜にして47回の地震
18日午後8時18分頃、長野県でマグニチュード5.1の地震が発生した。地震は多くの場所で強く感じられた。その後、この地域では47回の地震が立て続けに発生し、住民は睡眠にも苦労したという。
気象庁:
1年以上ぶりの強い地震
日本放送協会(NHK)によると、最初の地震はマグニチュード5.1で、長野県北部を震源とし、震源の深さは13キロ。長野県大町市など多くの場所で震度「5弱」の強い揺れを感じた。また、関東地方から関西地方にかけての広い範囲で、揺れの程度は様々であった。
気象庁によりますと、震度「5弱」の強い地震が観測されたのは、2024年1月の能登半島地震以来ということです。
長野放送によると、19日朝の時点で、この地域では震度4の明らかな揺れが2回発生するなど、47回の地震が連続して発生した。
気象庁は、地震の揺れが大きかった地域では落石や崖崩れが発生する恐れがあると警告した。
鉄道が運休、住宅が損壊
大規模地震への警戒を呼び掛け
一夜明けて、震源地付近の一部地域では石垣が崩れたり、屋根瓦が落ちたりするなど建物に被害が出たと報じられたが、死傷者の報告はない。
また、18日夜は北陸新幹線を含む一部の鉄道が一時運休となりましたが、19日の始発からは通常通りの運行を再開しています。
震源地近くの住民は、夜遅くに再び激しい揺れが起こるのではないかと心配し、ほぼ一晩中眠れなかったと話した。
気象庁は、この地域を含む内陸の浅い震源域では過去にも大きな地震が発生しており、今後1週間以内に同規模の地震が連続して発生する可能性があるとしている。今後さらに大きな地震が発生する可能性もあるとして、住民に注意を呼びかけている。