日本最大の原子力発電所、今週中に再稼働の見込み

複数の日本メディアは19日、日本政府が国内最大の原子力発電所である新潟県柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を今週中に承認する見込みだと報じた。

共同通信と日本経済新聞は、匿名の情報筋の話として、柏崎刈羽原子力発電所は今週、地元知事から再稼働の承認を得る見込みだと報じた。

報道によると、柏崎刈羽原子力発電所の7基ある原子炉のうち、再稼働するのは1基のみ。2011年の福島第一原子力発電所の深刻な原子力災害を受けて、日本政府は国内のすべての原子力発電所の停止を命じたと報じられている。

これまでに、主に西日本と南日本に位置する14基の原子力発電所が再稼働している。

柏崎刈羽原子力発電所は、日本北西部の新潟県に位置し、柏崎市と刈羽町にちなんで名付けられました。その設備出力は8,212メガワットで、正味発電容量で世界最大級の原子力発電所の一つです。

2011年3月11日の壊滅的な地震と津波の後、東京電力は福島県の2つの原子力発電所を廃止し、柏崎刈羽原子力発電所は2012年3月に停止しました。同発電所7号機は首都圏をはじめとする地域に電力を供給していました。2017年に原子力規制委員会(NRA)の安全審査に合格しましたが、その後、複数の安全上の脆弱性が露呈したため、NRAから再稼働が禁止されました。この禁止は、2023年12月の審査に合格したことで解除されました。