IMF、米国の2026年成長率予想を2.3%で据え置き – 純エネルギー輸出国としての立場が緩衝材に

IMFは最新改定で、2026年の米国成長率予想を2.3%、2027年を2.2%と、前回から変更しなかった。純エネルギー輸出国である米国は、中東戦争に伴うエネルギーショックをほぼ回避している。

報告書は、米国経済が財政政策の支援、緩和的な金融環境、テクノロジー関連の設備投資と生産性の持続的な上昇の恩恵を受け続けていると指摘。2025年の減税措置、生産性向上、活況を呈する株式市場が下支えとなっている。

IMFの世界経済見通し部門責任者デニズ・イガン氏は、2026年は2.3%、2027年は2.2%の堅調な成長が見込まれると述べた。ただし、AI市場の予想修正や、主要国の財政赤字拡大が長期金利に与える圧力など、下振れリスクにも注意が必要としている。