ユーロ圏、2026年成長予想を0.9%に引き下げ – エネルギー価格高騰と消費者マインドの低迷が重荷
ユーロ圏は今回の改定で先進国中最も大きく下方修正された。IMFはユーロ圏の2026年成長率予想を4月時点の1.1%から0.2ポイント引き下げて0.9%とし、2027年は1.2%を維持した。
報告書は、財政バッファー策が講じられたものの、エネルギー価格高騰の悪影響と消費者信頼感の低迷がユーロ圏経済に打撃を与えていると指摘。具体的には、ドイツは0.7%の微増、フランスは0.6%、イタリアは0.5%にとどまる見通し。
IMFは6月に公表したユーロ圏向け声明で、エネルギー供給途絶が長期化すれば、ユーロ圏の2026年成長率は戦前予想より0.5ポイント低下し、総合インフレ率は0.8ポイント上昇すると警告していた。エネルギー輸入依存度が高く、テクノロジー・バリューチェーンへの参加度が限定的なユーロ圏は、世界経済の二極化の中で不利な立場にある。
