3月の世界的な食料価格上昇

国連食糧農業機関(FAO)が4月3日に発表した報告書によると、2026年3月の世界の食料価格指数は前月比2.4%上昇し、2ヶ月連続の上昇となった。これは主に中東紛争によるエネルギー価格の高騰が要因である。植物油(+5.1%)と砂糖(+7.2%)が上昇を牽引した一方、小麦は4.3%上昇、米は3%下落した。

サプライチェーンと将来のリスク

肥料価格の高騰:エネルギーと肥料価格の上昇は、農家に投入資材の削減を余儀なくさせ、特に輸入に依存する貧困国において、2026年から2027年の生産量を脅かす可能性がある。

主要水路の混乱:ホルムズ海峡における船舶航行の混乱は、エネルギーと食料の流れを阻害し、コスト上昇をさらに加速させる。

FAOは警告する。紛争が40日以上続く場合、作付面積の減少や低エネルギー作物への転換により、長期的な供給不足が生じるだろう。