今日の為替(2026年7月14日)
「162円台……また円安が進んだな。」
今朝、スマホでニュースを開いたら、ドル円がしっかり162円台に乗っていた。日本で暮らす一人としては、正直この数字には複雑な気持ちになる。
暮らしへの直撃:スーパーでは輸入食品やエネルギー価格が、原油高と円安のダブルパンチでじわじわ上がっている。先月も電気代が1割ほど値上がりし、今月はパンや食用油の値上げがまた発表された。家計簿をつける主婦の目には、食費の支出が昨年同期比で2割近く増えているのがはっきり見える。海外旅行? 1ドル110円の頃ならアメリカでもまだ手が出せたが、今や162円。ファストフード一食でも値段を二度見してしまう。
輸出企業は歓迎?:メディアは円安でトヨタやソニーなどの大企業が過去最高益を更新したと報じるが、一般サラリーマンの給料は実質的に増えていない。輸入原材料の高騰で中小企業は悲鳴を上げており、賃上げ率は物価上昇に全く追いついていないのが実情だ。
政府・日銀の動向:市場の関心は、財務省が再び為替介入に踏み切るかどうかだ。前回は160円台で介入があったから、今回の162円は新たな警戒ラインかもしれない。ただ、今夜は米国の6月CPI(消費者物価指数)の発表が控えており、もしインフレが予想を上回れば、FRBは追加利上げに動く可能性もあり、円安がさらに加速する恐れもある。日銀総裁が明日何か発言するのかどうか、皆が息を詰めて見守っている。
観光業には恩恵:もちろん、観光・小売り関連にとっては追い風だ。外国人観光客にとって日本での買い物が一段とお得になり、デパートやドラッグストアは賑わっている。しかし地元の日本人にとっては、国内旅行さえも割高に感じられ、むしろ家で過ごす時間が増えたという声も聞かれる。
今日の実勢レート(午後3時台):
USD/JPY = 162.35 前後(買い気配)
前日比:ほぼ横ばいだが、心理的には「162の壁」が意識されている。
普通の日本人として、願うのは為替がこれ以上大きく乱高下しないことだ。政府には何とか物価を安定させる手立てを打ってほしい。今夜の米CPIの結果次第で、来月からの家計の負担が大きく変わるかもしれない――そんな緊張感を持って、一日を過ごしている。
