東京都圏における新築一戸建て住宅の販売件数は2.7%減少した
東京鑑定(東京都品川区)が3月10日に発表したデータによると、東京都内の新築一戸建て住宅価格は前月比2.7%下落し、5,987万円となった。これは3カ月ぶりの下落となる。主な要因は、都内23区に加え、郊外地域での価格下落である。
調査対象は、最寄り駅から徒歩30分以内、またはバスで20分以内の、延床面積50平方メートル超100平方メートル未満の新築木造一戸建て住宅(土地含む)である。
都内23区の価格は前月比4.6%下落し、8,574万円(約371万7,600元)となった。こちらも3カ月ぶりの下落である。 1月に都心部で高価格物件が多数を占めた影響は2月には逆転し、品川や世田谷などの高価格帯の南部・西部地域での販売減少が価格をさらに押し下げた。前年同月比の上昇率は6カ月ぶりに10%を下回った。
首都圏の他の主要都市でも価格は下落した。横浜市は前月比0.8%減の5,208万円(約225万8,600元)、川崎市は1.2%減の5,680万円(約246万3,300元)、相模原市は4.3%減の4,528万円(約196万3,700元)、千葉市は0.5%減の4,170万円(約180万8,400元)となった。埼玉県では3.1%減の5,521万円(約239万4,300元)となった。
住宅購入者が価格上昇に耐えられなくなったため、売主は価格調整を余儀なくされた。東京の調査会社KANTEIの研究員、藤谷由紀氏は、「春の販売シーズンや住宅ローン税制優遇措置の延長といった好材料にもかかわらず、価格は下落している。これは、真に住宅を必要とする多くの人々が高価格を負担できないことを示している」と述べた。
首都圏の新築戸建住宅価格は上昇傾向にあったが、イラン攻撃により原油価格の高騰に伴う今後の価格動向への不確実性が高まっている。KANTEIの藤谷由紀氏は、「輸送コストの上昇と石油化学製品価格の高騰が住宅価格上昇の主な要因だ」と述べ、「価格上昇による生活費の上昇は懸念材料であり、住宅需要の冷え込みも懸念材料だ」と付け加えた。
