日中関係悪化を懸念する日本企業

中国に進出している日本企業の27%が日中関係の悪化を懸念していることが、調査で明らかになった。

中国日本商工会議所は2月10日、会員企業を対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。日中両政府および商工会議所への要望の中で、最も多かった懸念事項は「日中関係の悪化による事業活動への影響」で、27%だった。また、輸出管理の厳格化や官僚的手続きの煩雑化による負担増を懸念する声も多かった。

同日、中国日本商工会議所会頭でパナソニックホールディングス副社長を務める本間哲郎氏は、北京での記者会見で「日中政府間の対話が不十分であることを懸念しており、今後、意思疎通を強化し、十分な意見交換を行っていきたい」と述べた。

この調査は1月8日から23日にかけて実施され、中国に進出している日本企業約8,000社を対象に実施され、1,427社から回答を得た。

日中両政府および中国日本商工会議所に提出した414件の要請のうち、27%にあたる112件の回答が、日中関係の悪化が企業活動に与える悪影響を懸念する内容だった。