トヨタ、米国で初の国産電気自動車(EV)を発表
トヨタは2月10日、米国で初の国産電気自動車(EV)を発表しました。大型SUV「ハイランダー」の新型として、2026年後半に発売予定です。バッテリーも国内生産し、現地調達部品の割合を高めます。米国政府による購入補助金の廃止によりEV需要は減少していますが、トヨタはEV市場の長期的な成長に注力しています。
同日、トヨタはカリフォルニア州でも新型EVを発表しました。2027年モデルの「ハイランダー」として、2026年後半から2027年初頭にかけて、米国とカナダで販売される予定です。3列シートの大型SUVで、トヨタがグローバルで販売するEV乗用車の中で最大のサイズを誇ります。価格は発売時に発表されます。
この車は最新のリチウムイオン電池を搭載し、北米で販売されるEVの中で最長となる最大320マイル(約515キロメートル)の航続距離を実現します。米国標準の充電インターフェース「NACS」に対応するほか、トヨタ独自のソフトウェアプラットフォーム「Arene」も活用しています。
電池も米国で現地生産されます。
ハイランダーは北米におけるトヨタの主力車種で、現在はガソリン車とハイブリッド車(HV)が販売されています。今回、EVとして販売されるのは今回が初めてです。既存のHVとガソリン車は引き続き販売されます。2027年モデル以降、EV以外の製品ラインアップが導入されるかどうかは不明です。
トヨタは2026年後半から、米国南部ケンタッキー州の組立工場で生産を開始する予定です。現在、米国では2種類のEVを販売していますが、いずれも日本からの輸入車です。電気自動車が米国で現地生産されるのは今回が初めてです。
バッテリーは、米国南部ノースカロライナ州にあるトヨタの自社バッテリー工場で生産されるほか、LG化学の米国工場からも調達されます。これにより、完成車と部品の両方において、米国での現地生産が拡大します。
