日本各地で中国人が襲撃された

8月18日、駐日中国大使館は安全に関する注意喚起を発令しました。

最近、日本では治安事件が増加しており、各地で中国人への襲撃事件が発生しています。さらに、留学生や技能実習生などを狙った通信詐欺も増加しています。最近では、中国人留学生が「偽装誘拐詐欺」に遭い、数千万円の被害に遭いました。自然災害に関しては、日本各地で高温と大雨への注意報が発令されています。また、豪雨の中、一枚羽織るだけの服装で富士山に登っていた中国人留学生が行方不明になり、家族や友人に不安と心配の声が寄せられました。

駐日中国大使館は、日本を訪れる観光客と日本在住の同胞に対し、自主的な予防意識を高め、生命と財産を守るよう呼びかけています。

1. 現地の気候に注意する

日本は自然災害が発生しやすい地域です。出発前に、目的地の気象警報や防災情報を必ずご確認ください。日本を訪れる外国人旅行者に災害情報を提供する「Safety Tips」アプリをダウンロードし、天候の変化に注意することをお勧めします。災害発生時には、現地の避難指示に従い、許可なく行動しないでください。渡航前に「中国領事館アプリ」またはWeChatのミニプログラム「中国領事館」で「在外公民」として登録してください。これにより、駐日中国大使館・領事館が迅速に連絡を取り、緊急時に領事保護や援助を提供できるようになります。

II. 安全対策の強化
最近、中国人に対する襲撃事件が相次いで発生しています。駐日中国大使館は、日本外務省に対し、在日中国人の安全と正当な権利・利益を効果的に保護するよう強く求め、厳重な抗議を行いました。日本を訪れる観光客および日本国民は、安全意識を高め、人混みや治安の悪い場所を避け、現地の法律や規則を遵守する必要があります。標的を絞った差別や紛争に直面した場合は、冷静さを保ち、適切な対応を取り、身体的衝突を避け、身の安全を確保し、証拠を保全してください。

III. 旅行傷害保険への加入
旅行前に保険への加入を積極的に検討することをお勧めします。日本の国民健康保険に加入していない短期旅行者は、日本で緊急治療を受けた場合、高額な医療費を負担する可能性があります。一部の病院では、日本の健康保険に加入していない外国人患者に、日本人の自己負担額の2~3倍を請求することがあります。4. 登山の安全に注意しましょう。
最近、日本の地方自治体は、救助活動のための人員が限られているため、悪天候時の富士山登山を控えるよう繰り返し呼びかけています。登山前には、十分な準備を行い、登山届・記録手続きを済ませ、山小屋の宿泊施設を事前に予約してください。富士山の天候は予測が難しく、雷雨が発生することがよくあります。真夏でも、山頂の夜間の気温は5~8℃まで下がることがあります。暖かい服装をご持参ください。また、登山当局の指示に従い、ハイキングシューズ、トレッキングポール、懐中電灯、モバイルバッテリー、水などの必需品をご用意ください。
家族や同行者と連絡を取り合い、事前に位置情報、ルート、連絡先、帰宅予定時刻を共有し、心配をかけないようにしてください。
5. 鉄道の安全にご注意ください。
日本の報道によると、最近、訪日中の中国人観光客が線路上で写真を撮っていた際に列車に轢かれて死亡しました。人気の観光スポットを盲目的に訪れることは避け、未開発地域や安全でない地域には近づかないようにしてください。交通ルールを守り、交通標識をよく読んでください。信号が赤の場合は、進入禁止のガードレールの外で待機し、線路内には入らないようにしてください。同伴のお子様から目を離さず、安全でない場所で走ったり遊んだりしないでください。

VI.通信詐欺にご注意ください
国内政府機関、外務省領事保護ホットライン(12308)、および海外の中国大使館・領事館は、中国国民に対し、犯罪の疑いがある、または重要な書類や荷物の受け取りを待っている、といった内容の電話をかけることはありません。インターポールや国内の公安、検察、司法機関に電話を転送したり、折り返しの連絡を求めることもありません。監視ソフトのインストール、「無実を証明する」声明の作成、指定口座への送金の要求などは、通信詐欺です。
警戒を怠らず、上記の要求には応じないでください。見知らぬ人に個人情報を開示したり、安易に送金したりしないでください。ご不明な点がある場合は、電話またはメールで在日中国大使館・領事館にお問い合わせいただき、ご確認ください。日本の緊急ホットライン:119番(救急車、消防)、110番(警察)、118番(海難事故、難破船)、+81-3-3501-0110(中国警察)

外務省 領事保護・援助ホットライン(24時間対応):+86-10-12308、+86-10-65612308

駐日中国大使館領事保護・援助ホットライン:+81-3-6450-2195

在大阪総領事館領事保護・援助ホットライン:+81-6-6445-9427

在福岡総領事館領事保護・援助ホットライン:+81-92-753-6483
領事保護・援助ホットライン: +81-11-513-5335
領事保護・援助ホットライン:+81-95-849-3311
領事保護・援助ホットライン:+81-52-932-1036
領事保護・援助ホットライン:+81-25-228-8888
7月31日以降、駐日中国大使館は複数回にわたり警戒警報を発令しています。

7月31日発表:
日本の報道によると、7月31日午前9時頃、東京都千代田区で身元不明の男4人による暴行を受け、中国人男性2人が重傷を負いました。犯人は現在逃走中です。駐日中国大使館は直ちに負傷した同胞に連絡を取り、哀悼の意を表すとともに、地元の警察署を訪問し、日本政府に対し、容疑者の逮捕と厳正な処罰を求めるとともに、直ちに行動を起こしました。
日本社会における近年の排外感情の高まりを受け、駐日中国大使館は日本外務省に対し厳正な抗議を行い、日本政府に対し、在日中国国民の安全と正当な権利・利益を効果的に保護するよう強く求めました。
駐日中国大使館は、日本に滞在する中国国民と観光客に対し、警戒を怠らず、個人の安全対策を強化するよう呼びかけています。
8月1日発表:
報道によると、7月30日午後10時頃、大阪府西成区の路上で、中国人観光客が強盗に遭い、絞殺される事件が発生しました。犯人は逮捕されました。駐大阪中国総領事館は、負傷した同胞に直ちに連絡を取り、哀悼の意を表すとともに、日本政府に対し、犯人を厳正に処罰し、このような事件の再発防止に適切な措置を講じるよう求めました。
最近頻発している中国国民への襲撃事件を受け、駐日中国大使館は日本外務省に対し厳正な抗議を申し立て、日本が在日中国国民の安全と正当な権利・利益を効果的に保護するよう強く求めました。駐日中国大使館は改めて、日本に滞在する中国国民と観光客に対し、警戒を怠らず、個人の安全対策を強化するよう呼びかけました。

8月11日発表:
8月10日午後、京都の大学に通う中国人留学生、傅さんが富士山登山中に連絡が取れなくなりました。父親が駐日中国大使館に連絡し、富士山周辺で大雨のため電話が繋がらず、衣類が不足するのではないかと危惧していると訴えました。父親は大使館に対し、日本側と緊急救助活動を調整するよう要請しました。大使館は直ちに作業部会を設置し、領事館職員は夜通し日本警察と連絡を取り、関係各部局と連携し、徹夜の捜索救助活動を行いました。 11日朝、学生は自力で下山し、無事であることが確認されました。連絡が取れなくなったのは、携帯電話のバッテリー切れが原因でした。

駐日中国大使館は、日本に滞在中の中国国民と観光客に対し、ハイキングなどの屋外活動に参加する際は、潜在的な危険を回避するために安全意識を高く保つよう呼びかけています。