公式警告:大規模な地震がいつでも発生する可能性があります
日本放送協会(NHK)が6月2日に報じたところによると、北海道近海で最近発生した大規模な地震を受け、気象庁は千島海溝で強い地震が発生する可能性があると発表し、住民に対し「日頃から地震対策を」と呼びかけた。
気象庁によると、6月2日午前4時頃(現地時間)、北海道十勝灘でマグニチュード6.3の地震が発生し、道内各地でマグニチュード4の揺れが観測された。
また、同ニュースでは、5月31日には十勝灘の北東約100キロに位置する釧路灘でマグニチュード6の地震が発生したと報じられている。さらに、北海道太平洋側では、5月23日の浦河灘地震と5月26日の十勝地方南部地震で、いずれも大きな揺れが観測された。
気象庁は、今回の一連の地震は関連性はないものの、千島海溝沿いではいつ大規模な地震が発生するかわからないとしている。
また、千島海溝、日本海溝及びその周辺地域でマグニチュード7以上の地震が発生した場合、連続して大規模な地震が発生する可能性が高まり、「連続地震速報」が発令されると指摘した。
気象庁は、関係地域にお住まいの方々に対し、「日頃から地震への備えを徹底していただきたい」と呼びかけた。