日本の国家債務総額は2024年末までに過去最高に達する
財務省は、2024年12月末時点で国債、借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の総額が131兆7636億5000万円に達したと発表した。これは2024年9月末から7兆1980億円の増加となり、過去最高となる。
財務省は2月10日、2024年12月末時点で国債や借入金、政府短期証券などを合わせた「国の借金」が131兆7636億5000万円に達したと発表した。これは2024年9月末から7兆1980億円の増加となり、過去最高となる。日本は予算不足を補うために新たな国債を発行したため、債務残高は膨らんだ。
税金で返済しなければならない普通国債の発行残高は1071兆4700億円で、9月末より5兆6908億円増加した。このうち、10月に3,500億円発行したGX(グリーン・トランスフォーメーション)経済変革債の発行残高は3兆4,970億円に達した。
普通国債のほか、財政投融資特別会計債、寄附金特別会計債などを加えた国債の総額は1173兆5559億円。臨時資金回転に充てるため政府短期証券は97兆1,995億円、金融機関等からの借入金は46兆8,812億円となっている。