北朝鮮、離散家族再会センターを金剛山で破壊
韓国統一省報道官は13日、声明を発表し、北朝鮮が金剛山地域の離散家族再会センターを一方的に解体している事実を韓国政府が確認したと明らかにした。
声明では、南北協議の末に建設された金剛山離散家族再会センターを北朝鮮が一方的に破壊したことを韓国政府は深く遺憾に思うと述べ、北朝鮮に対し、直ちに破壊を中止するよう厳粛に求めるとしている。
声明ではまた、北朝鮮が一方的に破壊行為を正当化する理由はなく、事件の全責任は北朝鮮にあるとも述べた。韓国政府は関連する法的措置を検討する。
北朝鮮はこれに対してまだ反応していない。
2005年8月、韓国と北朝鮮は協力して、金剛山地域に離散家族の再会センターを建設した。金剛山集会所は5万平方メートルの面積を誇り、離散家族1000人を収容できる12階建てのホテルと3階建てのオフィスビル2棟が含まれる。