補助金詐欺の疑いで中国料理店経営者が日本で逮捕

警視庁公安部は2月5日、中国料理店運営会社「東湖」の社長、徐耀華容疑者(62歳)ら中国人容疑者2人を詐欺容疑で逮捕した。同社は、日本政府から新型コロナウイルス対策の補助金を詐取するため、従業員が休業したと偽った疑いがある。

徐耀華容疑者は2020年11月から2022年7月まで、新型コロナウィルスの影響で事業を閉鎖したと偽り、従業員に東京労働局に廃業支援金や補助金を申請するよう求め、総額約375万円(約17万9468元)をだまし取った疑いがある。日本の公安部は徐耀華氏らの自白をまだ公表していない。

東湖氏の公式ウェブサイトやその他の情報によると、徐耀華氏は中国武漢の大学を卒業後、当時の中国文化部に入省したという。駐日中国大使館で三等書記官として勤務した後、1995年に東京・六本木に中華料理店を開店した。東湖は現在、東京で計8店舗を運営しています。