ユーロ、ECB会合を前に7カ月ぶりの安値圏で推移
ユーロは、中東情勢の緊迫化を背景に米ドルが全般的に上昇する中、最近下落し昨年7月以来の安値水準まで落ち込んだ後、1.14ドル台をわずかに上回る水準で安定している。月曜日、イスラエル当局は、今後数日間でイランとの紛争がエスカレートする可能性に備えていると示唆し、戦争は「さらに数週間続く可能性がある」と警告した。一方、原油価格は1バレル100ドルを上回ったまま推移しており、欧州がエネルギーショックに対して依然として脆弱であることを改めて示している。
現在は、木曜日に開催される欧州中央銀行(ECB)の政策会合に注目が集まっている。
トレーダーらは、クリスティーヌ・ラガルド総裁が、紛争とエネルギー価格の高騰に伴うインフレ圧力からユーロ圏経済を守るためのECBの戦略を説明すると予想している。
金融市場は現在、7月までの欧州中央銀行(ECB)による利上げを完全に織り込んでおり、年末までに2回目の利上げが行われる確率は約85%と見込んでいる。
