日本、民間石油備蓄を放出
3月16日、日本政府は石油備蓄法に基づき、民間の原油および石油製品の備蓄義務を70日から55日に短縮する旨の公告を官報に掲載した。この公告は、石油精製・販売会社に対し、義務付けられた備蓄量を超える備蓄を放出するよう指示するものである。この措置は、中東のホルムズ海峡の事実上の封鎖により日本の原油輸入量が減少すると予想される中で、供給を維持することを目的としている。
日本の石油備蓄法は、民間の石油精製・販売会社等に対し、石油備蓄を義務付け、その保有日数を規定している。今回の放出は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻によって生じた需給の緊張以来、初めてのことである。日本政府はまず民間備蓄を活用し、3月下旬には国家備蓄から1か月分に相当する量を放出する予定だ。
約8,000万バレル、日本の国内備蓄総量の約20%に相当する量の石油が、国際エネルギー機関(IEA)と連携して放出される予定です。原油輸入の90%以上を中東産原油に依存している日本では、国内の需給逼迫への懸念が高まっており、政府は備蓄放出によってその圧力を緩和したいと考えています。
また、日本政府は19日から、ガソリン小売価格を1リットルあたり170円に維持するため、石油精製・販売会社への補助金支給を開始します。
2025年末時点で、日本の国内石油備蓄量(公的備蓄と民間備蓄の合計)は4億7,000万バレルとなり、これは国内需要の254日分に相当します。内訳は、国有備蓄が146日分、民間備蓄が101日分、産油国共同備蓄が7日分となります。
