頻発する地震:日本のトカラ列島から島民2回目の避難
現地時間7月6日夜、鹿児島県トカラ列島から避難していた第2陣の島民がフェリーで鹿児島市の港に到着しました。今回の避難者は、明石島住民31人、小高島住民15人の計46人です。
現在、地域では自主避難が原則となっており、6日現在、明石島には23人、小高島には41人の島民がいます。
今後、島外への避難を希望する島民がいた場合、自治体は第3陣の避難を検討する予定です。
現地時間4日朝、トカラ列島明石島の第1陣の島民13人がフェリーに乗り、島外へ避難しました。
鹿児島県沿岸部で半月で1,500回もの地震、気象庁が新たな警報を発令
気象庁は6日午後、鹿児島県トカラ列島沿岸部で頻発している地震について記者会見を開きました。気象庁によると、6月21日から7月6日15時(現地時間)までの間に、トカラ列島沖合で計1,500回の地震が発生しました。
気象庁は、マグニチュード6程度の弱い地震が発生する可能性に警戒するよう呼びかけ、住民に対し降雨に注意するよう呼びかけました。また、強い地震が発生した地域では、家屋の倒壊や地盤災害の危険性があると警告しました。
気象庁が定める地震の震度は、0から4、5弱、5強、6弱、6強、7の合計10段階となっているそうです。