ベネズエラ、パラグアイとの外交関係を断絶

ベネズエラ政府は月曜日、パラグアイとの外交関係を断絶し、パラグアイのサンティアゴ・ペーニャ大統領が野党大統領候補のエドムンド・ゴンザレス・ウルティア氏を支持したことに抗議して外交官をパラグアイから召還した。

「ベネズエラ・ボリバル共和国は、その主権を全面的に行使し、パラグアイ共和国との外交関係を断絶し、同国に駐在する公認外交官を直ちに撤退させることを決定した」とベネズエラ外務省は声明で述べた。

パラグアイ大統領は日曜日、電話でゴンザレス・ウルティア氏への支持を表明し、2024年7月28日に行われる「ベネズエラ大統領選挙の勝者」として同氏を認めることを改めて表明した。

これに対し、ベネズエラ政府はペーニャ氏の発言を「断固として拒否」し、パラグアイの指導者が「国際法と不介入の原則」を無視していると非難した。

カラカスは「民主主義、平和、そして人々の自決権の擁護への取り組み」を改めて表明し、「国際ファシズムが仕組んだ茶番劇は、人々が自らの運命を築く決意を弱めることはない」と付け加えた。

ニコラス・マドゥーロ氏は、最近の選挙での勝利を受けて、1月10日に2025~2031年の任期で大統領に就任する予定である。