ギリシャはユーロ圏を離脱すればシリアのように「経済的混乱」に陥るだろう
ギリシャ中央銀行のヤニス・ストゥルナラス総裁はアテネのSKAIラジオとのインタビューで、ギリシャが過去10年間債権者と救済交渉を続けながらユーロ圏から離脱すれば、経済混乱に陥るだろうと語った。
ストゥルナラス氏はラジオのインタビューで、ギリシャがユーロ圏を離脱すれば「シリアのような結末を迎えるだろう」と語った。
ギリシャ中央銀行総裁は、ギリシャ救済に重要な役割を果たしたとして当時のドイツのアンゲラ・メルケル首相を称賛した。
当時、ギリシャは危機の瀬戸際にあり、「メルケル首相はギリシャを救う上で重要な役割を果たした。だから、彼女の言うことすべてに必ずしも同意するわけではないが、私は彼女を大いに尊敬している」とストゥルナラス氏は語った。
ギリシャの債権者が要求を満たしたにもかかわらず、第三次覚書からの脱退を認めなかったのは間違いだったかと問われると、ギリシャがプライマリーバランスの黒字を達成すれば債務再編と金利引き下げが必要になるため、この決定は大きな後退だと述べた。 。