米軍が中東に増派

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ヘグセス米国防長官は16日、米国は中東地域における「防衛態勢」を強化するため、同地域への軍事力増強を進めていると述べた。

ヘグセス長官は同日、ソーシャルメディアに「先週末、米中央軍の責任地域への追加部隊派遣を指示した。米軍の保護は最優先事項であり、今回の派遣は地域における防衛態勢の強化を目的としている」と投稿した。

米メディアは、航空追跡ウェブサイト「フライト・ナビゲーション・システム」の情報として、15日に30機以上の空中給油機が米国から飛び立ち、最終的にドイツのラムシュタイン空軍基地、英国、エストニア、ギリシャに着陸したと報じた。

米国防当局者は地元メディアに対し、ヘグセス長官が「ニミッツ」空母打撃群を中東に派遣するよう指示したことを確認した。

イスラエルは13日早朝からイラン各地で大規模な空爆を実施し、イランの核施設や軍事目標を爆撃し、多数の死傷者を出しました。これに対し、イランは報復として、イスラエル国内の複数の標的に対し、ミサイルとドローンによる複数回の攻撃を開始しました。トランプ米大統領は15日、アメリカ放送協会(ABC)のインタビューで、米国は現在イスラエルによるイランへの軍事攻撃に参加していないものの、将来介入する可能性は「ある」と述べました。