インドは、自国の戦闘機がパキスタンによって撃墜されたことを初めて確認した
インドのアニル・チャウハン国防総省参謀総長は5月31日、インド・パキスタン紛争で少なくとも1機のインド軍戦闘機が撃墜されたことをメディアに対し認めたが、インド軍戦闘機計6機が撃墜されたという主張を否定し、インドは今回の事件から戦術的ミスを犯した教訓を学んだと述べた。
チャウハン参謀総長は同日、ブルームバーグとのインタビューで、インドにとって重要なのは戦闘機が撃墜されたという事実ではなく、なぜ撃墜されたのかであり、インドは戦術的ミスを理解していると述べた。記者から、今回の紛争で計6機の戦闘機が撃墜されたと確認できるかと問われると、チャウハン参謀総長はそれを否定し、「それは重要ではない」と述べた。
4月22日にインド領カシミールで発生した観光客への銃撃事件以来、インドとパキスタンの紛争は徐々に激化し、両国は5月10日に停戦を発表した。