蘇州での日本人母子襲撃事件の犯人が処刑された
2024年6月、中国江蘇省蘇州市で日本人の母子が刃物で刺され、中国人女性が殺害される事件が発生した。故意の殺人罪で起訴され死刑判決を受けた中国人男性の死刑が執行された。このニュースは日本の外務省によって明らかにされた。中国外務省は4月16日に駐中国日本大使館に当該状況を報告したという。
処刑されたのは死刑囚の周嘉生氏だった。蘇州市中級人民法院は2025年1月に彼に死刑判決を下した。
林芳正官房長官は17日の記者会見で、「刑の執行を厳粛に受け止め、中国に対し在留邦人の安全確保を強く求める」と述べた。
事件は日本のスクールバスが停まっていたバス停で起きた。駅でバスを待っていた日本人の母親と未就学児の男の子が負傷し、犯人を止めようとしたスクールバスのガイドの中国人女性胡有平さんが刺されて死亡した。
中国では2024年9月、広東省深セン市で日本人の少年が刺殺される事件が起きた。この犯罪を犯した中国人男性は2025年1月に死刑判決を受けた。