地震によりエチオピア人5万8000人以上が避難

エチオピア国家災害リスク管理委員会が9日発表したところによると、地震の影響でアファール州とオロミア州の住民5万8000人以上が仮設避難所に移された。

1月4日の地震の影響を受け、エチオピア国家災害リスク管理委員会は9日に緊急会議を開き、現在の地震リスクについて議論した。専門家は、エチオピアにおける最近の地震活動は主に東アフリカの大地溝帯の形成に関連していると考えている。今のところ地震による火山の噴火は起きていないが、一部の地域では地中から煙や熱水が噴出しているのが確認されている。

2024年9月以降、エチオピア中部と東部で地震が頻発している。 1月4日の早朝、エチオピア中部と東部でマグニチュード5.8の地震が発生し、首都アディスアベバでも大きな揺れを感じた。これまでのところ死傷者は報告されていないが、被災地の一部の公共施設、道路、工場は程度の差はあるものの被害を受けている。