金正恩:北朝鮮と韓国は決して統一しない

朝鮮中央通信によると、北朝鮮では9月20日と21日に最高人民会議第14期第13回会議が開催された。朝鮮労働党総書記兼国務委員会委員長である金正恩氏が出席し、9月21日に演説を行った。金正恩氏は、北朝鮮と韓国は二つの異なる国であり、決して統一されないことを国内法に明確に規定すると述べた。

報道によると、金正恩氏は、韓国ではこれまで10回以上の政権交代と9回の憲法改正があったものの、北朝鮮の領土侵略と併合を目的とする条項は変更されていないと述べた。過去80年間にわたる南北間の激しい対立は、韓国が自らを「民主的」と称しようと「保守的」と称しようと、北朝鮮の体制と体制を弱体化させようとするその本性はこれまで一度も変わっておらず、これからも変わることはないことを如実に示しています。敵は永遠に敵です。

金正恩氏はまた、国益の観点から、政治と国防の管理を外国勢力に委ねた国と統一する意図はないと述べました。

金正恩氏は、韓国で新たに選出された李在明政権について、李政権は「和解の道」を提唱し、「関係改善」と「平和」を語り、歴代政権との距離を置こうとしているものの、根本的な変化はないと述べました。「吸収と統一」への野心は、過去の悪辣な「保守」政権の野望さえも凌駕しています。

金正恩氏は、北朝鮮と韓国は国境で隔てられた二つの異なる国であり、決して一つの国家に統合されることはないということを国内法に明確に規定すると述べた。