全日空、49億円の不正運賃請求

日本の大手航空会社である全日空グループは6日、不正運賃などの問題で国土交通省から厳重注意を受けた。

今回の不正運賃請求は、主力航空会社である全日空(ANA)と格安航空会社のピーチ・アビエーション(Peach Aviation)が、2016年4月から今年1月までの約9年間、最大49億円(約2億5000万元)の不正運賃を請求していたことが確認されている。日本のメディア報道によると、全日空は2016年4月から2024年6月まで、上海、バンコクなどから沖縄への国際貨物便で規定の上限を超える運賃を請求し、9億4000万円(約4700万元)を不正運賃として請求していた。

さらに、羽田とシカゴ、ロンドンを結ぶ国際貨物便でも、不正運賃は37億3000万円(約1億8700万元)に上った。