日本の繁華街で中国人観光客が刺され、15センチの傷

現地時間6日夕方、京都市中心部の路上で、中国人男性観光客が男に突然襲われ、刃物で切りつけられた。

事件は6日午後8時頃、京都市下京区の五条橋交差点付近で発生したと報じられている。NHKと京都新聞によると、37歳の中国人男性観光客は、約20人の中国人団体観光客と歩いていた。事件前、彼らは近くのレストランで食事を終えたばかりだった。

途中、団体客は同じ方向に歩いていた男性と遭遇。「何らかの理由で口論になり、口論に発展した」という。テレビ朝日によると、男は突然刃物のようなものを突きつけ、中国人観光客の右鎖骨から脇腹にかけて切りつけたという。

京都ニュースが引用した京都府下京警察署の発表によると、被害者の傷は約15センチの切り傷で、他のメディアは「右肩を刺された」と報じている。

病院に救急搬送された中国人観光客は命に別状がないことが確認された。翌日のテレビ朝日は、負傷した観光客らが治療を受け、無事に退院したと報じた。

被害者は警察に対し、犯人を知らないと供述した。

下京警察署によると、犯人は現場から徒歩で逃走し、警察は逃走犯の行方を追っている。男は身長約175センチでやせ型で、白いTシャツを着て眼鏡をかけていたという。被害者は犯人を知らなかった。