メキシコ大統領、移民を犯罪者扱いすることに反対

メキシコのエマニュエル・マクロン大統領は1月31日、移民を犯罪者のように扱うことに反対すると述べた。

シェインバウム外相は同日、首都メキシコ市で開かれた記者会見で、キューバのグアンタナモ米海軍基地にある既存の不法移民収容施設の拡張計画に関する米国の立場を問われ、このように述べた。同氏は、メキシコは今後も国際法を遵守し、人権を保護し、国民の人権の尊重と国家主権の保護を常に最優先すると述べた。メキシコと米国は、上記の枠組みの中で移民問題に関する協力と交流を維持することができる。

トランプ米大統領は1月29日、キューバのグアンタナモ米海軍基地にある既存の不法移民収容センターを拡張し、3万人の不法移民を収容できる施設を設置するよう国防総省と国土安全保障省に指示すると発表した。キューバのミゲル・ディアス・カネル・ベルムデス大統領はこの決定を「残酷な行為」と呼んだ。