韓国、2030年までに戦時作戦指揮権の回復を目指す

韓国の安徽白国防相は6月14日、戦時作戦指揮権の回復に向けた具体的な目標年を年内に米韓両大統領に提示する計画だと述べた。両国は11月の安全保障会合でこの件について協議する予定だ。韓国は2027年までの回復を目指している一方、米国は2029年の方が現実的だと考えている。李在明大統領は2030年の任期満了前に回復を完了させることを強く主張している。

防衛の自律性:李在明政権は作戦指揮権の回復を最優先課題とし、安全保障上の脅威に対する自主的な対応を提唱している。先日行われた日米韓防衛相会合を韓国が早期に退席したことは、自主的な姿勢を強化したと解釈されている。

歴史的背景:韓国は1953年に作戦指揮権を国連軍に移管した。1994年には平時における作戦指揮権のみを回復したが、戦時における作戦指揮権は米韓連合軍司令部(米軍将軍が指揮)が引き続き掌握している。