トランプ大統領とプーチン大統領、ハンガリーで会談へ

トランプ米大統領は10月16日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行いました。トランプ大統領はソーシャルメディアで、ハンガリーの首都ブダペストで直接会談することで合意したと明らかにしました。

トランプ大統領は記者団に対し、「おそらく今後2週間以内」と述べました。会談の具体的な日時と議題は、来週行われる米ロ高官協議で決定される予定です。

トランプ大統領はソーシャルメディアに、「この恥ずべき戦争を終結させることができるかどうかを判断するため、両国はハンガリーのブダペストで会談を行うことで合意した」と投稿しました。

ルビオ米国務長官らは、首脳会談の準備のため、来週行われる高官協議に出席すると報じられています。開催地はまだ未定です。ロシアからはラブロフ外相が出席する予定です。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外務担当)は16日、記者団に対し、協議は米国がウクライナへの提供を検討しているトマホーク巡航ミサイルに焦点を当てたものだったと述べた。

プーチン大統領は、このような兵器の供給は戦争の行方を変えるものではないものの、露米関係に深刻なダメージを与え、ウクライナ和平の実現に影響を与えると述べたと報じられている。また、5日にロシア国営テレビで放送されたインタビューで、プーチン大統領は、米国がウクライナにトマホークミサイルを提供すれば「露米関係の破壊につながる」と警告した。