チェコ共和国第4四半期GDPは3年ぶりの高水準を記録

チェコ共和国の2025年第1四半期の国内総生産(GDP)は、前四半期比0.8%増となり、速報値の0.5%増を上回り、前四半期の0.7%増から小幅に上昇したことが、第2次推計で明らかになった。

これは、チェコ経済において2021年第4四半期以来最も力強い成長となった。これは主に、固定投資の増加(第3四半期の-2.4%に対して1.1%)によるものだ。

また、純貿易もGDPにプラスの寄与を示し、輸出(-1.6%に対して2.8%)の増加が輸入(-1.8%に対して2.1%)の増加を上回った。

しかしながら、政府支出は1年ぶりに減少し(-1.5%に対して0.7%)、民間消費は減速した(1.5%に対して0.1%)。

年率ベースでは、第1四半期の経済は2.2%拡大し、2%増という暫定予想を上回り、2022年第2四半期以来の最速ペースとなった。前期の1.8%増と比較すると、この数字は大きい。