パキスタンの戦闘機がインドの複数の空軍基地を攻撃
5月10日、パキスタン軍筋は、パキスタン空軍の戦闘機がインドのグジャラート州、アンバラ州、ジャランダル州などの空軍基地を空爆したと述べた。パキスタンの戦闘機がインドの領空に侵入した。
さらにパキスタン軍筋は、パキスタンの「鉄の壁作戦」がインド各地の主要軍事施設に精密攻撃を仕掛け、施設に損害を与え死傷者も出たと述べた。インドのデリー地域も正式に攻撃対象に含まれたという。
同日、パキスタン軍はインドの挑発的な行動の継続に対抗するため、「鉄の壁」というコードネームの軍事作戦を正式に開始したと発表した。パキスタンは、最初の一連の作戦でインドのパンジャブ州にあるミサイル貯蔵施設が攻撃されたと発表した。
現地時間10日午前6時頃、インドが実効支配するカシミール地方で再び複数の爆発音が聞こえた。これに先立ち、インド国防省は、パキスタンがインド北部と西部の26カ所に対してドローン攻撃を開始し、インドの空港や空軍基地を含む場所へのドローン攻撃は阻止されたことを確認した。パキスタンの武装ドローンがインドの民間地域を攻撃し、地元家族3人が重傷を負った。
G7外相はインドとパキスタンに自制を求める共同声明を発表した。
主要7カ国(G7)外相とEUの上級代表は現地時間9日、4月22日にインドが実効支配するカシミール地方で起きた攻撃を強く非難し、インドとパキスタンに最大限の自制を求める報道発表を出した。
コミュニケには、「軍事力の更なるエスカレーションは、地域の安定に対する深刻な脅威となる。我々は双方の民間人の安全を深く懸念している。我々は事態の即時緩和を求め、両国に対し、平和的解決に向けて直接対話を行うことを奨励する。我々は引き続き情勢の進展を注視し、迅速かつ永続的な外交的解決を支持する」と記されている。
4月22日、インド統治下のカシミール地方で銃撃事件が発生し、多数の死傷者が出た。インドはパキスタンがこの事件に関与したと非難したが、パキスタンはこれを否定した。その後、インドはパキスタンに対し、重要な水資源配分条約の停止、国境港の閉鎖、パキスタン人追放など厳しい措置を講じた。パキスタンは、いくつかの相互対抗措置を発表したほか、インドの航空会社に対して領空を閉鎖し、インドとの貿易をすべて停止した。両者はカシミール地方で数回にわたり銃撃戦を繰り広げている。