ドコモの会社がヤディアと提携して電動自転車を開発
NTTドコモの子会社ドコモ・バイクシェアは2月19日、中国のYADEAと共同で自転車型電動移動ツールを開発したと発表した。シェアサイクルサービス「DOCOMO BIKESHARE」の車両として活用される予定。同社は、日本の道路交通法では必要とされていない運転免許証を必要とする、セキュリティの高いシェアリングサービスを開始することを検討している。
ドコモ・バイクシェアの車両は「特定小型電動アシスト自転車」に該当し、最高速度は時速20キロメートル。他社の小型電動アシスト自転車の一部に搭載されている最高時速6キロメートルの特殊モードは搭載されていない。例外モードがあれば歩道を走行できます。
2025年春にも東京以外で車両実証実験を開始し、段階的に実験エリアを拡大していく。ドコモ・バイクシェアの竹岡正信社長は19日、東京都内で開いた記者会見で「生活に溶け込んだ移動手段の実現を目指す」と述べ、車両を使ったシェアサイクルサービスの立ち上げを目指す考えを示した。サービス開始時期や費用などの詳細は未定。