フランスは2024年も世界で最も人気のある観光地であり続ける
フランスはパリ五輪の後押しもあって、2024年にスペインなどとの激しい競争に打ち勝ち、1億人の観光客が訪れる世界最大の観光地の座を守りました。
昨年7月から9月にかけてオリンピックを開催したフランスでは、2024年の訪問者数は200万人増加し、2023年より2%増加した。
スペインは2024年に前年比10%増の9,400万人の外国人観光客を迎えると予想されている。
フランス観光振興機構(Atout France)のナタリー・デラトル事務局長はフィガロ紙に「フランスは依然としてこの産業の世界的リーダーではあるが、特にスペインでは競争が激しい」と語った。
フランスは観光客数が多いものの、観光支出総額は710億ユーロで、スペインの1260億ユーロより少ない。デラトル氏は「観光客の滞在期間と平均支出を増やすために努力する必要がある」と語った。
フランス観光開発庁は、観光客数は引き続き増加しており、2025年第1四半期の見通しは明るいと述べた。