内閣府が1月20日に発表した国民経済計算の年次推計データ(ストック版)によると、日本全体の純資産(国富)は2023年末に415兆8400億円となる見通しだ。 2022年末から161.9兆円(4.1%)増加。日本の国民富は8年連続で増加し、比較可能なデータが存在する1994年以降、最高水準に達した。地価上昇や株価上昇など金融資産評価の上昇につながる要因がプラスの影響を与えた。
国富とは、資産(家屋、工場、土地など)と金融資産から負債を差し引いた総額を指し、国に蓄積された富の総額を表します。世帯、企業、政府などのデータを合計して計算されます。日本の内閣府が国内総生産(GDP)統計の一部として発表したものです。