米国と日本の関税交渉が正式に開始
日本の首席貿易交渉官の赤沢亮氏は、米国と日本はできるだけ早く合意に達するために関税交渉を開始したが、為替レートについては議論しなかったと述べた。
赤沢良氏はトランプ米大統領と会談した後、ベサント米財務長官、グリア通商代表と貿易交渉を行った。
赤沢氏は水曜日ワシントンで、協議は関税の即時停止にはつながらなかったが、今月下旬に第2回目の協議を行う準備が進められていると述べた。
日本は米国の関税問題で正式な交渉を開始した最初の国の一つであり、多くの国が事態の展開を注視している。
トランプ大統領は、日本が繰り返し免除を要請したにもかかわらず、すでに鉄鋼、アルミニウム、自動車に25%の関税を課している。
赤沢氏は会談後、「為替レートの問題については議論されなかった」と述べた。同氏は安全保障問題や非関税障壁などの議題が議論されたかどうかについてもコメントしなかったが、双方は交渉を継続する意向であると述べた。
同氏は、次回の協議の日程はまだ決まっていないものの、米国は相互関税の90日間の停止期間が終了する前に合意に達することを目指しているようだと付け加えた。