中国、米国債保有量を235億ドル増加

米財務省が現地時間4月16日に発表したデータによると、2025年2月時点で米国債の海外債権上位3位である日本、中国、英国がいずれも米国債の保有量を増やした。

米財務省が2025年2月に発表した国際資本フロー報告書(TIC)によると、日本の米国債保有高は2月に466億ドル増加し、1兆1,259億ドルとなり、依然として米国最大の債権国となっている。

中国は2月に米国債保有高を235億ドル増やして7843億ドルとし、2カ月連続の増加となった。
中国の米国債保有額は海外で第2位であるが、2022年4月以降、1兆米ドルを下回ったままで、総じて保有額は減少傾向にある。 2025年1月、中国は米国債の保有額を18億ドル増加した。中国は2022年、2023年、2024年に米国債保有額をそれぞれ1,732億ドル、508億ドル、573億ドル削減する予定だ。

英国は2月に米国債保有額を101億ドル増やして7503億ドルとし、保有額で第3位となった。