メルセデス・ベンツ、中国での従業員最大15%削減を検討
ドイツの大手高級車メーカー、メルセデス・ベンツ・グループが中国現地法人の人員削減を検討していることが2月27日、日経新聞の報道で分かった。中国メディアなどの報道によれば、人員削減数は中国全体の15%に達すると予想されている。同社は生産コストの高騰により、ドイツ国内工場での生産削減や人員削減を発表したほか、販売が減少している中国でも対策を講じる。
メルセデスの中国現地法人は同日、関連法規を厳格に遵守し、率直で協議的、友好的かつ責任ある態度を堅持し、関係する従業員に可能な限り合理的で合法的なフォローアップ計画を提供すると表明した。同時に、業務ニーズに合わせて職務設定を調整し、従業員と協力して新しいスキルを習得し、重複した反復的な職務を統合または削減すると述べた。解雇を示唆。
メルセデスは中国市場で苦境に立たされている。 2024年には、この市場での販売台数は前年比7%減の68万台となり、営業利益も9%減の231億3,900万ユーロとなる見込みです。
メルセデスは中国の民間自動車メーカー浙江吉利控股集団および国有自動車メーカー北京汽車集団と自動車生産の合弁事業を行っている。しかし、今回の人員削減の対象は生産部門ではなく、営業部門や財務部門などとなっているようだ。
メルセデスは2月20日、ドイツでの年間生産能力を100万台から90万台に削減する再編方針を発表した。削減された生産分は、生産コストが比較的低いハンガリーの自社工場に移される予定だ。同社はドイツでの人員削減と合わせて、2027年までに生産コストを10%、2030年までに20%削減する計画だ。
同社のオラ・ケレニウス会長は同日の記者会見で「中国はメルセデスの第二の故郷にならなければならない。万能薬はなく、非常に厳しい競争に対処しなければならない」と語った。
