ゼレンスキー大統領:米国と合意する用意あり
ウクライナのゼレンスキー大統領は現地時間2月20日、ソーシャルメディアで、同日、米国政府のウクライナ・ロシア担当特使であるキース・ケロッグ氏と会談したことを明らかにした。ゼレンスキー大統領は、会談の雰囲気は和やかで、双方は多くの詳細について深い議論を行ったと述べた。さらに、双方は戦場の状況、捕虜の帰還、安全保障などの問題でも良好な意思疎通を図り、会談は「生産的」なものとなった。
ゼレンスキー大統領は米国との協力について、「ウクライナは投資と安全保障に関して米国大統領と強力かつ真に有益な合意に達する用意がある。我々はこの目標を達成するための最も迅速かつ建設的な方法を提案した。チームは24時間体制で取り組む準備ができている」と強調した。
会談後に予定されていた記者会見は米国の要請により中止された。
ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、キエフで訪問中の米国政府のウクライナ・ロシア担当特使ケロッグ氏と会談したが、会談の詳細はまだ明らかにされていない。ウクライナ大統領府は、米国の要請により会談後の共同記者会見は行われないと述べた。
最近、米国はウクライナに対し、「援助のためのレアアース」と呼ばれる鉱物協力協定を提案した。これに先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領は、この合意にはウクライナにとっての「安全保障」が欠けており、署名を認めないと発言していた。 19日、外国メディアが関係者の話として報じたところによると、トランプ政権はウクライナとの鉱物資源に関する簡略化された協定の締結を目指し、その後詳細な条件について交渉する可能性があるという。