ラオスと日本の関係が「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げ

ラオスと日本は、両国間の外交関係樹立70周年に合わせて、両国関係を包括的戦略的パートナーシップに格上げし、二国間関係の新たな章を開いた。

ラオスのソーネサイ・シパンドン首相と日本の石破茂外務大臣は火曜日に東京で会談し、両国関係を新たなレベルに引き上げる共同声明に署名した。

ラオスの指導者は、二国間関係を強化し、日本がラオスにボランティアを派遣して70周年と60周年を迎えることを記念して、1月20日から23日まで日本を公式実務訪問した。ラオス外務省はプレスリリースで、両国は2025年を友好の年に指定したと発表した。

会談中、両首相は両国間の協力を強化する方策について意見を交換した。両氏は、両国の国民間の交流を促進するため、近い将来にラオスと日本の間に直行便を開設するよう両国の経済界に働きかけることで合意した。ラオスはまた、一般の日本人に対するビザ免除期間を15日から30日に延長する予定だ。

両政府首脳は、過去70年間にわたり両国の政党、州、議会、国民の間で二国間関係と協力が深まってきたことに対し、深い感謝の意を表した。

両首相はまた、共通の関心事である地域的・国際的問題についても意見交換し、特にASEANと日本、メコンと日本の枠組みや国連を通じて、地域的・国際的舞台で相互に支援していくことで合意した。