日産は2026年末までに中国に100億元を投資する計画だ
日産自動車は4月23日、2026年末までに中国に100億元を追加投資することを明らかにした。日産の中国事業は、純電気自動車(EV)大手のBYDなど現地企業との競争が激化し、苦戦を強いられている。日産は中国現地企業と競争できる新モデルを追加し、世界最大の市場で復活を果たす。
これは23日、中国・上海で開幕した上海国際モーターショーで日産の中国事業を担当するスティーブン・マー氏が明らかにしたもの。
日産は、プラグインハイブリッドピックアップトラック「フロンティアプロ」を発表した。 2025年に中国で発売し、海外市場へも拡大していく予定。また、東風汽車グループとの合弁を通じて純電気戦略車「N7」も発売する予定。日産は新エネルギー車など新型車の開発を強化することで業績回復に努めたい考えだ。
日産の2023年の中国での販売台数は約79万台と予想されており、5年前の2018年(約156万台)から約半減する。