カナダ、米国に対する報復関税を発表
3月4日、IBNEWSの最新ニュースによると、カナダ首相府は現地時間3月3日夕方に声明を発表し、米国が3月4日からカナダの対米輸出品に追加関税を課した場合、カナダも同日から300億ドル相当の米国製品に25%の関税を課すと述べた。
これに先立ち、報道によると、現地時間3月3日、トランプ米大統領が4日にカナダとメキシコに追加関税を課すと確認したことを受け、カナダのジョリー外相は、カナダは即時反撃に使える一連の報復措置を準備していると述べた。
ジョリー氏は、カナダは以前に1550億カナダドル相当の米国製品に報復関税を課す用意があると発表していたと述べた。報復関税の第一弾は300億カナダドル相当の米国製品に影響を及ぼすことになる。
彼女は、米国の関税はカナダにとって存在そのものの脅威であると述べた。カナダの何千もの雇用が危険にさらされている。もし米国が貿易戦争を始めると決めたら、カナダは準備ができている。
同首相は同日夜に他の閣僚らと会談し、経済崩壊の可能性に直面した国の今後の対応について協議する予定だと報じられている。
トランプ米大統領は現地時間3月3日、相互関税が4月2日から課せられ始め、米国のメキシコとカナダ製品に対する25%の関税が3月4日から発効すると述べた。
トランプ大統領は、メキシコとカナダに対する関税については合意の余地はないと述べた。
トランプ大統領は2月1日、カナダのエネルギー製品への10%の関税を含め、メキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課す大統領令に署名した。
トランプ大統領は2月3日、交渉が続く間、両国に対する追加関税を30日間停止すると発表した。
トランプ大統領は2月27日、メキシコとカナダに対する関税措置は3月4日に実施されると述べた。
同日、カナダのトルドー首相は、カナダは米国との貿易戦争を望んでいないが、米国が3月4日にカナダ製品に関税を課す場合、カナダは「直ちに極めて強力に対応する」と述べた。