パナソニックはインドの鉄道輸送市場における主導的地位を強化。チェンナイメトロプロジェクトは世界的な持続可能な交通戦略を推進

5月16日、パナソニック電機(北京)有限公司は、インドのチェンナイ地下鉄公司の第2期3号線および5号線向けASA09プラットフォーム安全ドアプロジェクトを、契約金額1,300万米ドル(約9,200万人民元)で締結しました。このプロジェクトは、パナソニックがインドの鉄道市場において受注した4件目の大型プロジェクトとなります。路線完成後は、人口1,000万人を超えるチェンナイに効率的な交通ソリューションを提供し、都市通勤の負担を軽減するとともに、地域経済の発展を促進することが期待されます。

松下电气机器(北京)有限公司 门控安防BU与印度钦奈地铁有限公司签约现场

この協力において、パナソニックと現地パートナーは「技術+製造」の協創イノベーションモデルを開始しました。鉄道プラットフォーム安全ドア分野におけるパナソニックの技術蓄積とエンジニアリング管理の経験と、インドの現地製造リソースを組み合わせることで、地域のニーズにより適した鉄道プラットフォーム安全ドアソリューションを創出します。このモデルは、地域に多くの雇用を創出するだけでなく、技術の成果と産業チェーンの統合を通じて、インドのスクリーンドア産業の高品質化と標準化を促進し、チェンナイのスマート交通網の構築に貢献します。

グローバル鉄道交通ソリューションの重要なパートナーとして、パナソニックの鉄道交通事業は、欧州、アジア、アフリカ、北米などの市場をカバーしています。カスタマイズされた安全ドアシステム、インテリジェント制御技術、そしてライフサイクル全体にわたるサービスを提供することで、パナソニックはグローバルで持続可能な交通網の構築を推進し続けています。チェンナイプロジェクトの契約締結は、新興市場におけるパナソニックの主導的地位をさらに強化するものであり、パナソニックのグローバルな技術力と地域に根ざした実践力の融合を示す新たな事例です。

パナソニックは今後も「中国をグローバルへ」という事業戦略を推進し、国際協力と交流を深め、技術革新によるインフラ整備を推進し、効率的で持続可能な都市交通システムの構築に貢献していきます。