韓国の5月のインフレ率は5カ月ぶりに2%を下回ったことが、水曜日に発表された政府データで明らかになった。ウォン安が輸入コストの上昇を続けている。
統計庁によると、インフレの主要指標である消費者物価指数(CPI)は先月、前年同月比1.9%上昇した。
消費者物価指数は4月まで4カ月連続で韓国銀行の目標である2%を上回ったが、5月はわずかに下落した。
統計庁は、最近の物価上昇の原因は、自国通貨の下落で食品や農畜水産物の輸入コストが上昇したことにあると分析している。サービス価格の上昇も、全体的なインフレ率の上昇圧力を高めている。