ミャンマー地震で50人以上死亡、300人負傷
CCTVニュースがミャンマーメディアの報道を引用して伝えたところによると、ミャンマー地震でこれまでに50人以上が死亡、300人以上が負傷した。現在、犠牲者の遺体のほとんどはマンダレー、ネピドーなどで発見されており、現地では救出活動を行うためにさまざまな積極的な措置が講じられている。ミャンマー政府は国民に対し、負傷者のために積極的に献血し、互いに助け合うよう呼びかけている。
ミャンマー、多くの場所で非常事態宣言
ミャンマー国家行政評議会は28日、同日正午頃、ミャンマー・マンダレーの北東約20キロ(北緯22.09度、東経96.23度)でマグニチュード7.7の地震が発生し、約3回の余震が観測されたと発表した。
国家行政評議会は、地震により、ミャンマーの首都ネピドー、ザガイン管区、マンダレー管区、マグウェ管区、シャン州北東部、バゴー管区を含む被災地域が非常事態に陥ったと発表した。ミャンマー政府は、上記被災地における被害調査や緊急救助活動を迅速に実施し、必要な自然災害救援や人道支援を確実に提供してまいります。
国家行政評議会は、ミャンマー国家災害管理委員会が災害情報をリアルタイムで更新し、国民に対しデマに警戒し、災害救援活動において政府に積極的に協力するよう呼びかけると述べた。
タイ首相、地震状況に関する緊急会議を開催
本日(3月28日)、プーケットに出張中のタイのペトゥンタン首相は、地震に関して各省庁と緊急会議を開き、以下の手配を行った。
1. デジタル経済社会省に対し、災害早期警報システムの効率性を改善し、その実効性を確保するよう要請する。
2. 国民の安全を全面的に守るため、国防省と国防軍司令官に軍隊と治安部隊を動員するよう要請する。
3. 天然資源環境省に対し、地震の影響を評価し、余震を防ぐための対策を講じるよう要請する。
4. 内務省とバンコク都政府に指揮部隊として機能し、関係機関と調整し、状況を定期的に報告するよう要請する。
5. 保健省に対し、高リスク地域のニーズに対応できるよう病院と救急医療チームを準備するよう要請する。
6. タイ国営放送局に対し、最新の状況を国民に引き続き伝えるよう要請する。
